世界中の笑顔のために・・・人道支援に関わる日々を忘れないでいたい。そして伝えたい。想いのまま綴った日記です。


by emiemi0407
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<   2005年 04月 ( 30 )   > この月の画像一覧

 大沢たかお主演の「深夜特急」を見た。
 これが今回で初めてではなかったけど
 相変わらずとても新鮮な映像で包まれていた。

 沢木耕太郎の原作が好きで
 いつかきっと旅に出たいと思った。
 そして映像化されたものを見て
 その思いが強まったものだった。

 旅の原点はやはり深夜特急だと思ったのは
 映像で流れている風景の
 多くの場所に
 自分が訪れたことに気がついたからだ。

 目的の旅の始まりは
 インド。
 そこから乗合バスでロンドンまで、という旅。
 そのバスの旅程のなかで、
 アジアの始まりは、インド
 アジアの終わりは、トルコだった。
 インドとトルコ。
 私の旅行でもとりわけ思い入れが強い国。
 私はその間の移動に飛行機を利用してしまったけど
 無意識に
 彼の真似ごとをしていたことに気がついた。

 あのときみた風景、
 感じたこと、
 急に今まで自分の旅行を思い出し
 懐かしくなった。

 彼と同様、
 私はインドのバラナシがすきだった。
 3つの宗教の聖地であり、
 人が死を待つためにくる街。
 死者の街と言われるが
 そこにはインドの人々の生々しい生活があり
 「生」のエネルギーを強く感じた。
 そう、生と死は常に隣り合わせなのだということを実感した。

 トルコは美しい街だった。
 そして確かに胡散臭い日本語をしゃべるトルコ人がいっぱいいた。
 「君のこと、ずっと待ってたよ」
 「あれ?ハンカチ落としましたよ」 
 と時代遅れなナンパをするトルコ人。
 格好いいのにその口からインチキな日本語を話されると
 台無しだよ、と感じたものだった。
 絨毯売りの「ハナモチさん」みたいなおじさんがいっぱいいた。

 今、同じような旅をしろと言われても
 そのエネルギーはない。
 海外はいつも刺激的で好きだけど
 移動しつづけるのにはとてもエネルギーがいる。
 違った文化や人に知り合いたい、
 たくさんのものを見たい、知りたいと思って旅に出た。
 今はそれを経験するために
 生活している。
 またいつか旅立ちたくなる日は来るだろうか?
 
 旅は楽しさばかりでなく
 途方もない孤独感に襲われるものでもある。
 無償に寂しくなって
 帰りたくなる。
 そう、帰りたくなるから
 帰る場所がないと旅には出られないもの。
 逆にいえば帰る場所があるから
 旅が出来るのだ。
 
 それにしても大沢たかおは格好良いな~。
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by emiemi0407 | 2005-04-30 21:33 | 旅の話

4月29日Fri 寒さの訪れ

 日に日に寒くなってきた。
 朝、ベッドから出るのが辛い。
 昼間、日差しがあっても
 風が冷たい。
 日が沈むと
 上着がないと震えてしまう。

 少しずつ、ザンビアに冬が近づいてきた。
 乾燥しているせいか、
 日中の温度計は21度を指しているのに
 それ以上に寒く感じる。
 もう体が暑さボケしているのかもしれない。

 雨季にあまり雨が降らなかった年の冬は
 とても冷え込むという。
 まさに今年はそんな年。
 これからもっともっと寒くなるのだろう。
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by emiemi0407 | 2005-04-29 23:35 | Zambia

4月28日Thu 肌の色

 ザンビア人は肌の色を意外に気にする。
 というのも同じザンビア人でも
 ものすごく黒い人から
 白人のちょっと焼けた人くらいの人までいる。
 後者の人々は
 「ブラック」ではなく
 「カラード」と呼ばれる。

 カラードと呼ばれる人の殆どは
 家系の中に白人がいるからだという。
 カウンターパートの一人は
 「カラード」で
 確かにブリティッシュの血が混じっていることが分かる。

 警備員に少しだけ茶色っぽい青年がいて
 ワーカーは彼のことを
 「ああブラウンの彼ね」という。
 私にはあまり区別がつかないが
 彼らにとってみると大きな違いらしい。

 私もアフリカンヘアーをしていたときは
 「カラード」に間違えられたりもした。
 うん、たしかにアジア人くらいの肌の色をした人もいる。

 現実に、
 カラードな人々は
 会社の中でもマネージャークラスだったり
 お偉いさんだったりする。
 そして本人たちも
 自分たちのことを
 ちょっと上だと思っていたりする。

 私は道を歩いていて
 いつも中国人と間違えられるが
 それに対してついつい
 「私は日本人だ~」と(心のなかで)叫んでいるように
 彼らのなかにもいろいろあるのだろう。
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by emiemi0407 | 2005-04-28 23:01 | Zambia

4月27日Wed 天使の笑顔

 ザンビア人はとても綺麗な笑顔をしている。
 一人で犬と散歩をしながら
 あいさつを交わしていて
 つくづく、みんな綺麗に笑うな・・・と感じた。

 遠くから私を見つけて
 ちょっと恥ずかしそうにもじもじしている。
 通り過ぎる瞬間、
 思い切ったように
 「ハロー」ととびきりの笑顔で挨拶してくれる。
 「ハロー」と返すと
 更に笑顔で
 「元気?私はね、元気だよ」と言ってくれる。
 
 お金をせびってくる
 ストリートチルドレンも同じだ。
 物欲しそうに「マダ―ム」と呼びかける。
 「何にもあげないよ」という仕草をすると
 「エヘ」と恥ずかしそうに笑う。
 その笑顔がめちゃくちゃかわいかったりする。
 中には天使のように笑う少年もいる。
 もしかしたら小悪魔なのかもしれないけど
 「あ、ケチってごめんね」なんて思ってしまうくらい
 純粋な目をしていて
 媚びるような目をしない子供達。

 大人も子供も
 優しい顔立ちをしていて
 恥かしがり屋さんが多い。

 こんなに美しい笑顔をしているから
 この国の人達は幸せに生きているんだと感じる。
 平和な国ザンビア。
 この笑顔がザンビアをそうさせるのか、
 平和な国だからこそ、この笑顔が存在するのか・・・
 彼らの笑顔を見て
 私の心は豊かになる。
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by emiemi0407 | 2005-04-27 22:02 | Peace
 日本の尼崎で電車の脱線事故が起こった。
 その日のうちに
 そのニュースは海を越えて
 ザンビアにも伝わった。
 世界のトップニュースで放映されてた。
 日本の列車があんな形で事故を起こすなんて
 誰が想像しただろう?
 事故でなくなった皆様のご冥福をお祈りいたします。

 一方、ザンビアでは先週、
 北西部州の高校に通う生徒たちが乗ったバスが
 ルサカに帰省途中、事故に会い
 なんと54名の尊い命が失われた。
 同じく先週、
 ンドラというコッパ―ベルト地帯の工場で事故が起こり
 51名の労働者が亡くなった。

 毎日世界のあらゆるところで
 命は失われている。

 ある死は世界のトップニュースとなり、
 ある死は地元のニュースになり、 
 ある死は誰にも知られずに失われていく。

 このことになんとなく感じる矛盾。
 だから自分で何が出来るわけでもないし
 何が間違っていて何が正しいのかはわからない。
 ただ、なんとなく不公平な感じがしたり
 なんでこんな違いが生まれるのかな?と思ったりする。
 命の重さは一緒のはずなのに・・・
 ただ確実なことは
 世界はこういう風に作られていて
 こういう風にしか動いていないのだということだ。

 パレスチナ人による自爆テロで
 3名のイスラエル人が亡くなった、
 と世界のニュースで報道される。
 一方、イスラエル兵による占領地で
 毎日3人のパレスチナ人が亡くなっている。
 ということは誰が知っているだろうか?

 全く次元の違う話だけど
 日本のニュースは世界のニュースでよく取り上げられる。
 日中関係なんて
 遠く離れたアフリカの国が興味を持っていないと思っていたけど
 ザンビアのラジオでも
 上海のデモの様子、
 小泉さんがサミットで謝罪したこと、
 などがニュースになったりしている。
 日本って意外に世界では大きな国なんだと実感する瞬間でもある。

 結局こういうことなんだろうな・・・
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by emiemi0407 | 2005-04-26 22:37 | Zambia

4月25日Mon 最後の雨

 午後、急に雨が降り出した。
 久しぶりの雨。
 大きな粒でまばらに空から降ってきた。
 恐らく、これが今季最後の雨になるだろう。
 11月までもうこの地に雨は降らない。

 不思議なもので
 イギリスにいたときは
 雨ばかりで太陽を見るのが恋しかった。
 それなのに、
 今日雨雲が見えたときはうきうきして
 雨が降り出したときは
 思わず笑みがこぼれてしまた。
 恵みの雨。
 乾燥しきっていた大地に
 この雨は最高のプレゼント。

 私は目が悪いが
 鼻は人一倍利くようだ。
 朝から雨のにおいがしていた。
 珍しく湿気が多く蒸し暑い朝を迎えて
 私は朝から
 なんとなく雨が降る予感がしていた。
 ザンビア人に雨が降るような気がするというと
 この時期に降るはずがないと
 一笑された。
 2年前の最後の雨は4月8日。
 1年前の最後の雨は4月18日だったらしい。
 しかし、雨は降った。

 雨は嫌いだが
 雨が降った後の空気が好きだ。
 なんとなく土の匂いがする。
 土の匂いは地球の匂い。
 地球に包まれているような
 不思議な気分になる。
 
 そして今日も雨があとには
 美しい虹が
 空にアーチを描いていた。
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by emiemi0407 | 2005-04-25 22:09 | Zambia
 日曜日のお楽しみ、フットサル観戦。
 すっかり恒例化している。
 今日は残念ながら負けてしまったけど
 それでもみんな楽しそうだった。

 スポーツはやっぱり
 自分がやるより見ているほうが好きなんだと思う。
 子供のときは運動神経はいい方で
 リレーの選手なんてやっていたけど
 高校のチアーで腰を痛めてから
 すっかり運動が苦手になってしまった。
 自分じゃうまくできないけど
 うまい人のプレーを見てると満足できちゃう
 単純な私。

 中学高校はチアーをやって
 大学ではアメフトのマネージャーをしていた。
 ある友人に
 「君は応援するのが好きなんだね」と言われ
 全くその通りだと思った。
 今の仕事もきっと頑張っている人、頑張ろうとしている人の側で
 何か出来たらいいな・・・という思考の下、働いているような気がする。
 
 しかし西洋には日本語で「マネージャー」と名の付く仕事はないようで
 「アメフトチームにいた」というと
 「君はそんなに小さいのにアメフトやってたのか?」
 なんていつも驚かれていた。
 やってるわけないでしょ?と心で突っ込みながらも
 なかなか「マネージャー」概念の説明に苦しんだものだ。
 女性をお手伝いのような形で使うことに
 女性がパワフルな文化ではヨシとされないのか
 ノルウェーの女の子には
 「他人のためにそんなに働くなんて・・・」といわれたりしたものだ。

 アメリカではManagerというと
 用具管理やスコアをつけるなど
 チームにとって積極的な人材という概念があるようだが
 多くの国では
 日本でいうマネージャーは
 あくまでcaretakerといって
 他人の世話をする人、という意味合いのほうが強いようだ。
 少なくとも私はアメリカ式managerとして働いていたつもりだけど
 うん、やっぱりマネージャーって
 ちょっとマイナスというか消極的な印象なんだろうな~。
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by emiemi0407 | 2005-04-24 22:25 | Zambia

4月23日Sat WindTalkers

ニコラス・ケイジ主演のWindTalkersという映画を見た。
2003年くらいの日本ではあんまりヒットしなかったであろう
戦争映画。(笑)
第二次世界大戦(日本対アメリカ)中のサイパン島での戦闘が舞台。
当時、日本軍に解読されないように
ナバホ族というインディアンの一族の言葉を使った暗号が開発された。
そのCodeTalkerという暗号を伝える仕事をするナバホ族の人を
守る任務を任された主人公(ニコラス・ケイジ)の話。

主人公ジョーは前の戦いで方耳が聞こえないながらも
以前戦闘で死んでいった敵を討ちたいという思いで戦場復帰をした。
その敵はほかでもない日本軍。
ジョーはCodetalkerを守る任務を果たすために戦場に行くのではなく
ひたすら日本人を殺すために戦っていた。
そんなジョーとナバホ族の青年との交流を描いた映画。

ナバホ族の青年達は
同じ軍隊のなかでも
なんとなく見下された存在だったりもする。
日本人に似てるとか
戦闘では役立たない存在だったりとか。
でも彼らの心は美しく
人を殺すところに専念する仲間を見つめて
とても悲しそうな表情をしていたのが印象的だった。

戦争映画にしては
戦闘シーンが激しく美しく描かれているとは思ったけど
うん、やっぱり人がばしばし死んでいくシーンは
見ているのが辛くなる。

映画だけにつっこみどころは満載。
なぜか急にニコラス・ケイジが日本語をしゃべったり
日本軍がめちゃくちゃ強かったりして・・
太平洋戦争後半に
日本にあんな軍事力はなかったはずだけど
日本軍がいかに「悪」か、というのを
表すためにあれくらいの強さは必要だったのかもしれない。
映画だけみると
「なかなか日本やるじゃ~ん」なんて思ってしまった私は
意外に右の人(?)

まあまとめると
「アメリカ万歳」映画なのだけど
私には
戦争とは関係のない
世の中のマイノリティーがあんなふうに戦争に利用されて
傷ついていく不条理を感じた映画だった。

The code has never broken.
って最後にタイトル出てて、
ナバホ族を利用しつづけたことを
誇りに思っているような記述だった。
こいつら、一生反省しないな~と思う瞬間だ。
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by emiemi0407 | 2005-04-24 06:26 | Peace
 去年の4月、学部主催の北アイルランド修学旅行に参加した。
 北アイルランド紛争について
 詳しい知識はなかった。
 ただ、パレスチナ紛争について調べていると
 よく北アイルランド紛争のことが引き合いにだされ
 似ている部分があると記述されていることで
 潜在的に興味があったのだろう。

 そのせいもあり、
 旅行中はパレスチナで見たこととの共通点を 
 無意識に探していた。

 宗教問題?
 土地問題?
 様々な説はあるが
 私にとっては
 外部の力によって
 無理やり引き伸ばされている
 終わりの見えない紛争だ。
 悲しい言い方かもしれないが
 それがこの両紛争の共通点のように感じていた。
 実際に北アイルランドを訪れてみて
 確かに共通点を見つけた。

 まず、国際社会によって善玉・悪玉が決まっていること。
 9.11以降、
 国際社会は「テロリズム」という言葉に敏感になっている。
 正確に言えば「アメリカによって敏感にさせられている」というべきだろうか?
 パレスチナ人による自爆テロは悪。
 しかしイスラエル兵によるパレスチナへの無差別な攻撃は注目されることは少ない。
 IRAによるテロは大きくニュースになり悪とされる。
 ではユニオニスト(英国側、プロテスタント)による武力行使は?
 どちらかだけにスポットを当てて
 両面から公平に情報が与えられることはない。

 そして壁。
 パレスチナでは分離壁問題が日に日に深刻になっている。
 イスラエルのいう「security fence」
 実物はフェンスではなく壁。
 防衛のため?
 それは否。
 壁により国家は確実に分断されていく。
 北アイルランド、ベルファストにも壁があった。
 高く、丈夫な壁。
 名づけて「Peace Wall」
 住民はこの壁によって分断され
 お互いの存在を認め合わずに生きている。
 壁の横には「EUによる支援!」と誇らしげに書かれた碑があった。

 また大人たちによる教育や文化そのものが
 次世代の子供の敵対心を煽っていること。
 北アイルランドの街の様々なところに描かれた絵は
 生々しい紛争の様子だった。
 過去の歴史を忘れないようにするため、と人々は言う。
 この絵をみて、
 子供たちは紛争を知り
 許す心でなく憎しみあう心を育むことになるのだ。

 ほかにもこれらの紛争の抱える問題は
 確かに共通点を持っていた。
 同時に希望も共有している。
 それは
 平和を望み、積極的に活動する人たちがいる、ということ。
 
 旅行中、無力感と悲しみに
 胸が痛みつづけた。
 けれどふと、希望を見出せる場所もあった。
 ネブ・シャロームと呼ばれるsociety。@パレスチナ
 コリーミーラと呼ばれるcommunity。@北アイルランド
 対立する両者を共同生活させ
 両者の和解を目指すセンター。
 コリーミーラは
 とても美しくやさしい場所だった。

 なぜだか急に北アイルランドでの出来事を思い出し
 書いてみたくなった。
 私に出来ることはなんだろう。
 無力感に苛まれる日々だった。
 紛争下でも
 生活を営む人がそこにいる。
 彼らはただ、ごく普通に生活を続けることを望んでいた。
 多くは望まない。
 恐怖を感じず笑って過ごしたいだけなのだ。
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by emiemi0407 | 2005-04-22 22:57 | Peace
 日本から神戸チーム莱ザ時のビデオが届いた。
 参加者の一人の方が
 片時も離さず撮影してくれていたものを
 DVDに録画してくれたのだ。

 自分が仕事をしている姿なんて
 自分では見れるものではないし、
 自分が携わったプロジェクトが
 こんな風にしっかり記録されていることが
 とってもうれしかった。

 しかも主役のM氏の通訳をしていただけあって
 自分の登場率もかなり多くて
 役得だったかも。

 映像でみるビクトリアの滝は
 迫力満点だったし
 何気なく映っている
 ザンビアの風景はなんだか新鮮だった。
 南ア資本のスーパーマンダヒルとか
 清水建設の道路だけみると
 ルサカはかなりイケてる街に見えた。

 すっかり前の話のようになってしまったが
 ビデオを見て
 とっても懐かしくなった。
 ザンビア滞在中に
 あれだけ大きなミッションに携わることはもうないだろう。
 めちゃくちゃ大変だったけど
 とってもいい経験になった仕事だった。

 せっかくデジカメも買ったし
 これからもどんどん記録していこう。
 自分の見たもの、感動を
 人にも伝えたい。
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by emiemi0407 | 2005-04-21 22:23 | NGO