世界中の笑顔のために・・・人道支援に関わる日々を忘れないでいたい。そして伝えたい。想いのまま綴った日記です。


by emiemi0407

Administration と Operation

久しぶりのチーム会議で
仕事の定義についてもりあがった。

わたしが所属する部署はフィールドプログラムグループと呼ばれる
プロジェクトのオペレーションを担当する部署だ。
オペレーションといってもピンとこないとおもうけど
いわゆるプロジェクトマネージメントを行うところ。
ほかの国連機関ではプログラムチームとよばれたりもしている。

プロジェクトの予算と活動計画を管理するのがわたしの主な仕事。
プロジェクトマネージャーとしていっさいの権限を持つ。

しかしプロジェクトにはさまざまな人間が関わるわけで
基本的に役割分担はできているはずなのに
実際に誰が何をするか、というのは明確でない場合も多い。
いいかえれば誰がどこまでの権限と責任をもつのか、というはっきりした境界線がない。

日本人の標準的なビジネスマンであれば会社や上司に求められればその業務はすべしだし
おそらくよっぽどのことがないかぎり
それはわたしの仕事ではありません、と断る人はいないと思う。

しかしそうはいかないのがこの世の中。
たいていの人間がはっきりとそれは自分の仕事ではない、とかそれは僕の契約書に書かれていない仕事だ、と断る。
みんな大人なんだしちゃんとやろうよ、なんていうごく当たり前の日本人の常識は通用しない。
日本の常識は世界の非常識なのだ。

そんなわけでプロジェクトのなかでも頻繁にだれがなにをするかでもめる。
そんなときはたいていプロジェクトマネージャーが責任を持つことになる。
もちろん明確な境界線がある仕事には手を出さないけれど人がやりたくない仕事はプロジェクトマネージャーが引き受けることになる。

どこまでオペレーションの仕事の範疇でプロジェクトを管理するのか、は人それぞれだと思う。
わたしは細かく丁寧にプロジェクトを管理するボスの下でオペレーションの仕事を学んでいるのと
自分の元来の性格も合わせて
比較的丁寧にかなり多くの作業にかかわってプロジェクトを進めている。

もとい、今日ボスがミーティングで話していた定義になるほど、と思ったので引用。
アドミニストレーションの仕事は現状と既存のルールを見比べる仕事。
オペレーションは現状と既存のルールを見比べて適切な対応方法を考え、判断する仕事。
オペレーションの仕事にはいつもdecision(判断力)が伴う点でアドミニストレーションとは異なるのだ、といっていた。
この定義に妙に納得して彼がいつもぼくの仕事はアドミニストレーションとは違うとよくオペレーションと混同する人を正しているひとの意味が分かった気がした。

つまり、プロジェクトが滞りなく問題なく進んでいれば手を煩わされることはないのだけど問題が発生するたびに振り回されるのはこういうことなんだろう。
オペレーションの仕事は非常事態への対応力、問題解決能力が求められるものなのだ。

珍しく残業続きでぐったりの私でした。
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by emiemi0407 | 2013-02-08 00:12 | 国連のお仕事